人気ブログランキング | 話題のタグを見る
NEW POST

氏神様 1300年の歴史!

氏神さんの由来を知れると
教えてくださったので、母と参加。

現地集合で
ついたら、ご参加の皆さんお揃いで
めっちゃ近所である私達待ちであった・・・。
★遅刻はしてませんからね!
市の全神社を任されている宮司さんが
白山比命神社の由来等をご説明してくれました。

鳥居をくぐってから
「みなさん、神社を歩かれるときは
 右と左、どちらを歩きますか?
 真ん中を歩かないのはなぜでしょう。」と宮司さん。

「真ん中は神様が通るからです!」と
元気よく母が即答するので、びっくりした。
宮司さんがニコニコ笑顔で
「はい、ありがとうございます、その通りですね。
 真ん中は、神様が通られます。ですが、横切ることもあります。
 その場合はこのようにして、通らせていただきます。」

と、お作法の姿勢をやって見せてくださって
ほー!

「では、右と左どちらを歩くでしょうか。」と宮司さん。

別に母だけに聞いてるわけではないのに
母がまた
「右を歩きます。」とひとり答える・・・。
皆さん、笑ってはったし。
それはなぜでしょうか、には
「んー・・・なんとなく右側通行で。」と
やっぱりひとり答えているので、ウケた。
「はい、こちらは右側でけっこうでございます。
 実は神社によって右と左が違うのです。」

一同、ええっ。

どちらを歩くとよいのかは、手水舎の位置です、と。
右にあれば右側通行。
左にあれば左側通行。
ですので伊勢神宮も
内宮と外宮は歩く方向が実は違うのですよ、と。

へー!
勉強になりました!

階段を上り、拝殿の中で氏神さんの歴史を
お聞きする。
資料が配れてお話が始まる。
氏神様 1300年の歴史!_d0351639_09102933.jpg
すると。
風がビュンー!
通り抜ける風がずっと吹いていて、わぁあ・・・だった。

御祭神は菊理姫
宮司さんは「きくりひめ」と呼んでいらした。
「くくりひめ」は朝鮮からやってきたといういわれもあり
くくり、から来たという説からそう呼ぶそうです、と。
宮司さんはずっと「きくりひめ」とお呼びでした。

それから、祭神は伊邪那岐命、伊邪那美命。
そのお話をまずいたしますね・・・と宮司さん。
氏神様 1300年の歴史!_d0351639_09110166.jpg
火傷で死んでしまった伊邪那美。
黄泉の国に行ってしまった伊邪那美を、伊邪那岐が迎えにいく。
黄泉の神に聞いてくるから待ってと言われ待つが
なかなか戻ってこない。しびれを切らして様子を見に
扉を開けたら、そこには
醜い姿でウジがわいてる。その変わり果てた姿に驚き逃げる伊邪那岐。
見るなと言ったのに見たと怒って伊邪那美に追いかけられる。
黄泉の霊をつかって追いかけさせ捕まえようとする
たまたま桃ノ木があり桃の実を投げつけたら、霊が退散したことから
桃は魔除けということで言い伝えらえている、と。

あ・・・だから桃なのか。
氏神さんの拝殿の横にある建物も桃。

【そういえば、籠神社の御守りも桃!】

しかし・・・ちょっとドロドロしてるなぁ。
さみしくなり迎えに行って、その情にほだされて、
ほな黄泉の神様に聞いて帰れるようにするし待っといて、ゆーて待たせ
で、あまりに遅いからってことで・・・
扉を開けるな見るな、ってゆわれてても見てもーて、変わり果てた姿に
驚いて逃げるとか、ま、そら変わり果てた姿だからビックリするのは
わかるけど・・・逃げるか??逃げるなよ!迎えにきたくせに。
醜い姿になってたから、怖くなって逃げる・・・
黄泉の国やで?あの世やで?
死んどんねん、腐敗するにきまってる、骨になるまでの経過だ
それみてビビるってどうなん!?と想うし。
女はね、色々支度があるんですよ、それなのに
女の支度に時間がかかるということに理解できず待てない。
なんだかフツーの男と同じやなぁとか
腐敗した体をもとに戻すように、なんや色々してたんやと想うな。
見られたくない姿だしね、そら時間もかかるって!

それに怒って追いかけて、まぁね気持ちわかるけど、
あの手この手をつかって逃すまい!とする怒りのパワーとか、
執念もある&憎しみ勝ってる、もぅ鬼になってますやん。
え、もし捕まえたら、どうする気やったん?と気になった。
ボッコボコ?
や、ブチ切れ感半端ないし、いっそのこと殺す気?
こっわ!!
で、
しまいに仲裁役が出てきて、それが菊理姫といわれている。
「あんたらな・・・」ってな感じで??
で菊理姫がうまいことおさめて、それで仲直りしました、と。
・・・どんな展開よ。
まるで下界の人間みたい、と親近感を抱きました。

くくりもつ、ということでもあります、と宮司さん。
・・・神様にも色々と事情があるんですね。

拝殿の祀られている方角はちゃんと
白山に向かっていることや
鳥居は五つあることに、へー!!

白山信仰から、すぐにこちらができたことなど
そう考えますと、こちらは本当に歴史ある神社です、と
仰っていた。
なんだか凄い歴史なんだなぁと。

応援してね



名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by jibier00 | 2021-06-21 09:21 | 自然 | Comments(0)

一流のマタギになりたい


by sauvage